ペンギンのおもしろい雑学

動物雑学

水族館の人気アイドル、ペンギン。

おぼつかない足取りやぷっくらとしたボディに、愛らしさを感じますよね。

大きな体のコウテイペンギンや、金色のトサカが特徴的なマカロニペンギンなど、世界中に18種類も存在しています。どのペンギンも羽はあるのに飛ぶことは出来ません。その代わり、海の中で飛ぶように移動できるよう、体には脂肪をたっぷり蓄えています。なんと体脂肪率は40%とも言われています。陸地を歩くのはさぞ大変なことだろうなと、つい想像してしまいます。そんな豊満ボディのペンギンも、種類によっていろんな性格を持っています。

例えば、アデリーペンギン。白黒模様のペンギンです。よくペンギンのイラストで描かれ、ペンギンといえばこのペンギンを思い出す人が多いかと思います。そんなアデリーペンギンはペンギンの中でも特に寒さに強いと言われ、極寒の南極を住まいとしています。そこはあまりにも寒すぎるので、敵となる肉食動物が極端に少ないのです。アデリーペンギンは全長約75㎝と小さな体で大した攻撃力も持っていないため、こうした地でしか生きられなかったのかもしれません。寒さはひどいが敵はいない、安全な場所で暮らすようになった結果、警戒心がどんどん薄くなってしまいました。

また、好奇心も旺盛なため、初めて見た人間にもホイホイ付いていってしまうのです。普通は自分の体より何倍も大きな生き物に、付いて行ったりしませんよね。その人懐っこい姿は非常に愛らしいのですが、悪い人に連れ去られてしまわないか、ちょっぴり心配にもなってしまいます。

他にも変わった特徴を持つペンギンはいろいろいます。例えば、キングペンギン、通称オウサマペンギンは、世界で2番目に大きな種類です。頭から首にかけてオレンジ色の模様が見られ、写真映えするペンギンです。そんなオウサマペンギンはヒナの外見が大人と全く異なることでも有名です。もふもふの茶色い毛並みの大きなヒナ。このヒナ、少し大きすぎないかなと感じたことはないでしょうか。実は親よりも大きくなることがあるのです。夏に卵がかえり、その夏が終わる頃には親とほぼ同じ身長になっているのです。小さくてコロコロした時期は、もう一瞬のことでしょうね。しかし冬になり、エサとなる魚を捕るのが難しくなってくると、どんどん痩せていくのです。なんと体重が3分の2まで減ってしまうので、死に至ることもあります。厳しい冬を乗り切るためには、夏の間いかに食べまくるかに、かかっているのです。

様々な特徴を持つペンギンたち。ちょっぴり残念な部分も、それはそれで愛らしいと感じてしまいます。愛らしい姿の向こう側に、より愛着が湧く素敵な特徴を、もしかしたらそれはまだ解明されていないようなことも、それぞれのペンギンが持っていることでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました